アメブロに記述した記事をここにも転載しておきます。
手・・・皮膚は有能なのですよ!
ペアダンスの皮膚感覚のこと
生まれてきた赤ん坊がまず先に発達するのがこの皮膚感覚です。
“タッチする”ことです。
このコロナ禍では人と密接につながることを禁忌とされてきましたね。
顔の表情も(マスクをしているので)よくわからず、人と近い位置にいて肌で感じることも少なくなり、一般的に大分感性が鈍くなっているという問題が出てきていました。
今こそ、人間、生き物としての本能を研ぎ澄ます時間が必要なのではないでしょうか。ここらで挽回です!
挽回しないと、どんどん心が消耗していきそうです。
赤ん坊は、生まれてきたときは目は見えていませんが、触れることで母親が誰なのかを認識します。
そして、タッチすることで厚さや薄さ、形状を感じ取っていきます。
皆さんも生まれてきたときはタッチをして母親の存在を知ったはずなのです。
皮膚はとても柔軟性に富み、臓器、身体組織の中で最も繊細な感覚を持っています。
本来、タッチすることはコミュニケーションの最初の手段なのです。
我々の身体はどんなに小さな部位であっても、皮膚で覆われています。
皮膚は広範囲に広がる感覚器であり、人間が生まれてから最初に発達するのが触覚です。
皮膚の表面には無数のセンサーと受容器があり、いろいろな刺激に対して反応を示します。
脳にある運動中枢の3分の1は手のために使われています。
他の部位と比べて手というのはダントツに多くの神経細胞が脳とつながっています。
⇒ということは、身体の感性を磨くためにも、手の感覚を意識して動かしていけば、
さらに可能性が広がります。これはものの通りですね。
皮膚感覚、肌感覚を意識していく・・・今の世情に即した方法でやっていく・・・こういうことが成功すれば優れたコミュニケーションもはかれるのではないでしょうか。
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