6歳以上の子どもには、一日に1時間程度の運動が必要です。
一日に1時間ほどの運動とは?
運動場やスポーツジムなどの決まった場所だけでの運動のことを指すのではなく、
学校の休み時間の遊びや、散歩、また、公園や広場などの友人との遊びも運動時間にカウントします。
どんな短い運動でも、子どもの身体活動はすべて運動に含まれます。
骨をつくるため、そして、骨を強化するために、
運動は人間にとってたいへん重要な作業なのです。
そして、骨を強化するということに着目すると、
難しいトレーニングという話ではなく、
自分の体重を支える運動でありさえすればいいのです。
例えば、座った姿勢ではなく、歩いたり走ったり、ケンケンジャンプや両足ジャンプなど、
立った姿勢で行なうものなら、大体、当てはまります。
骨は、走る、スキップする、ジャンプするときなどの衝撃を与えると強くなります。
6歳以上の子どもは、1日1時間の運動の一環として、
週3日、骨を強化する運動に取り組ませるようにするといいですね。
●骨を強化する運動例
ホッピング、スキップ、ランニング、なわとび、サッカーなど。
子どもはやがて大人になる。
骨の大部分は子どもの頃に形成されます。
子ども時代に形成された身体の土台がそのまま大人になっていくのです。
将来のことを考えると、子どもの頃に、
「いかに運動を行うか?身体づくりをするか?」
が、とても重要な課題なのです。
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