世界的に活躍しているトップレベルの踊り手のジャンプを観たことはありますか?
トップレベルの踊り手がジャンプするときには、
まるで猫がジャンプした時のように、全く着地音がしません。
何故音がしないのでしょうか?
つま先をしっかりと使えているということ・・・?
かかとから着地してないということ・・・?
はい。それもあります。
が、そんなことだけではございません。
一番大事にしたいことなのですが、
つま先やかかとが云々の小手先のテクニックだけではなく、
優雅にジャンプできている踊り手は、
全身の関節を柔らかく使い着地衝撃を吸収しています。
そのジャンプはとてもしなやかでかつ、ダイナミックに映えています。
これは、
つま先をバネ仕込みにして衝撃を吸収するダンサーと、
バネが全身にあるダンサーの違いです。
では、全身をバネのようにするにはどうすればいいのでしょうか?
理論上は簡単です。全身を緩めることです。
しかし、今すぐ全身を緩めることが即、成立するかというと、微妙な話しです。
全身を緩めることは意外とスキルが必要になります。
これも日常の訓練・稽古です。これがものを言います。
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