報道番組や雑誌やインターネット等で『筋膜はがし』云々という話題を目にすることがありませんか?
筋膜とは、筋肉と皮膚の間に存在している膜のことです。
この筋膜は主に3つの成分でできています。
筋膜の3つの成分
①コラーゲン・・・硬く強いという特徴。
②エラスチン・・・ゴムのように伸び縮みをする。
③基質・・・通常はジェル状。気温や体温などによって液体に変わる。
筋肉が「伸びてる」と感じるのは、この筋膜が緩んで伸びを感じている感覚です。
筋膜はストレッチをすることで緩めることができます。
このとき、筋膜では最初にエラスチンという成分が伸ばされます。
※90秒以内のストレッチはエラスチンが伸ばされます。
90秒以上のストレッチをすると、コラーゲンレベルで伸ばすことができます。
ということは、
筋膜を十分に緩めるには、
コラーゲンレベルで伸ばすようにするといいのです。
そのストレッチの秒数ですが、コラーゲンレベルで伸ばすには約90秒以上必要です。
筋膜はがしと聴いても、からくりを理解できないと効果が薄いです。
深いレベルでストレッチをするには、90秒持続できる範囲で伸ばすようにしましょう。
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