人はいつから記憶力が劣ってくると思いますか?
個人差が大分あり、年齢的な限定はできませんが、
統計的に、認知症を発症するタイミングは60歳位からというケースが多いようです(が、これは個人差があるので断定はできないということをふまえて・・・)。
その、認知症の原因となるたんぱく質「アミロイドβ(Aβ)」は、
その20年も前、40歳前後から脳に蓄積していきます。
つまり、生涯、脳を劣化させずに健康な脳を保ちたいのであれば、
30代、40代から脳を鍛えておく必要があるのです。
この年代をどう過ごすかで、将来の脳レベルが決まるようです。
イギリスのロンドン大学で行われた、脳トレゲームの効果を検証する大規模な実験では、
「脳トレゲームをいくら行ったところで、その行為が上手くなるだけ。肝心の脳の活性化は見られない。」という結論が出ました。
これは、学術雑誌「Nature」でも紹介され、大きな話題を呼んだようです。
えっ?脳トレゲームが効かない?
はい。そこで、有酸素運動なんです。
「週3回・40分のウォーキング」を一年間続けるだけで、
記憶の脳である海馬が2%も大きくなったという調査結果や、
「運動習慣のある人は認知症になる確率が40%も下がる」という調査結果があります。
運動の効果は、このように各方面にて科学的にも証明されているのです。
これらのように、
有酸素運動は、ダイエットやシェイプアップ、体力維持などの効果が期待できますが、それ以上に、脳を活性化し若返らせるという効果もあるのです。
脳トレゲームでちまちま遊ぶよりも、
運動!そして、ダンス!ですよ。最強はネ!
さぁ、あなた!
そろそろ、いかがでしょうか。
<参考文献>
走れば脳は強くなる (Business Life 8)
重森 健太 (著)
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