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動作のキーワードを分類する

  • 執筆者の写真: チーコ
    チーコ
  • 2021年11月12日
  • 読了時間: 2分

動作のキーワード

「自由に動いて」

そう言われたときに迷わないように、普段から実践して練習してみましょう。


まず、何かのアクションを考えて動くときには、

・大きく

・小さく

・速く

・ゆっくり(遅く)

の4つの動作を捉えてみましょう。

この4つの動作をキーワードに分類して考えると、

動きのアイディアが湧いてきます。

上記の4つのキーワードを使って演技するときの例。

【大きく×速く】⇒躍動感、瞬発力。

【大きく×ゆっくり】⇒上品で高貴。王侯貴族のような表現。

【小さく×速く】⇒活発。こまわりがきく。お調子者の表現。

【小さく×ゆっくり】⇒優雅。男性がこれをやりすぎるとナヨナヨした表現になる。

●・・・ちなみに、日常場面の描写をするときには(パントマイム)

【大きく×速く】⇒謝罪に行くとき。頭を下げるときに勢いよく動くことで誠意が伝わる。

【大きく×ゆっくり】⇒威厳を持った役に入るとき。スピーチをする場面。

【小さく×速く】⇒上司に何か用事を頼まれたときの対応の表現。

このときに大きく×ゆっくり動いていたのでは上司に睨まれます(笑)。

【小さく×ゆっくり】⇒密談。『ここだけの話ですが・・・』

キーワードの掛け合わせによって見え方が違ってきます。

・・・ということは、

何かを舞台上で表現したいとき、もしくはパフォーマンス等でその印象を強烈に出したい場合、

どのようなキーワードを掛け合わせるか?

熟考することにより、表現が広がっていきます。

舞台上でなくとも、職場、プレゼンの時の表現法方法としても役立つことでしょう。

これから先は主張していくことも仕事の技能のひとつになる時代です。

また、この4つ以外のキーワードももちろんあります。

例えば・・・高く×低く 重く×弱く 等・・・

何かを表現したくても、それをどのように行っていいのか?動けばいいのか?

煮詰まることももちろんあるでしょう。


煮詰まってしまったときには、あらゆるキーワードをノートに書いて、そこで掛け合わせてみるといいのです。





さて、あなたの世界は?

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